書店で本を買う理由がまたひとつ減った話
今欲しい本がある。
普段はこういうお目当ての本を探すまでの時間も色んな発見があって結構な楽しいのだけれど、生憎今はとっとと帰ってルクエで晩飯を作りたくてたまらないのでそんな気持ちにはなれない。
で、無い。
こうなったら一から十まで全部見てやるちくしょー!とか探す、無い…
最初から聞けよと思うかもしれないが、ここで初めて店員に聞く。
「あー、置いてないみたいですねー」
置いてないって…確かにでかい本屋とかではないけどさ…あんまり在庫抱えるわけには行かないからマイナーな奴は取り扱いしてないのかもだけどさ…キモメン相手であまりに長いことはなしくたいのかもしれないけどさ…横に居る可愛い店員と雑談してる最中だったからかもしれないけどさ…
「じゃあ、一体君は何ができるわけ?」とイヤらしい人事担当のような質問が頭のなかをよぎるが、ないもんはしょうがない。
でもこれじゃ俺、ますます本屋に行かなくなっちまうよ…
深い悲しみに包まれたままアマゾンでポチる、ある晴れた冬の日の夜の出来事でした…