五十公野ブログ

ダラダラ好きなことを書くのが一番の長続き

立場が変わると見方が変わる

見方が変わると受け取り方が変わる。

 

小学校の頃の話。

 

卒業式って言うと、小中高と毎回毎回嫌がらせってくらい多くの来賓が

祝辞を述べてくれる、中々体力を削られる所だよね。

自分も例に漏れず最後の方の祝辞なんかはほぼ聞く気力がなくなってた。

 

んで中学3年の卒業式、たまたまうちの親が祝辞を述べることになった。

(うちの親がたまたまその時PTA会長だった)

 

もうそれを聞いた瞬間いつも退屈だった祝辞の受け取り方がめちゃくちゃ変わった。

他の祝辞をすごい真剣に聞くようになった。

そしてわかったのは真剣に聞いてみるとめちゃくちゃ感動できる話だったこと。

多分、内容自体はその年が凄い感動的な話のオンパレードってわけではなく、

例年通りの話だったと思う。

それでもこんだけ感動できたのは親が祝辞を話すって聞いた瞬間に自分の中で

他人事だった「祝辞」というイベントが自分事になったからだ。

(そもそも元々他人ごとではないけれど…)

 

同じ祝辞でも受け取る方の気の持ちようによってこんなに変わるもんかと、

当時は自分でかなり驚いていた記憶がある。

それ以来現在に至るまで他の人がつまらんつまらん言ってても自分の中では

プラスに受け取る癖が身についたので、自分の人生の中でも(今にして思うと)

かなり大きな出来事だった。

 

本当にうちのパパンには感謝ですわ。